5年前くらいから、ipadで使えるmedlyというアプリを使って作曲していた。今までEDMが好きなこともありDJや作曲に強い憧れがあったものの、ソフトや機材の操作に慣れるまでに挫折してしまうことが多々あり諦めていた。
Medlyでは音を置いていくことしかできないため、逆にシンプルに音を作ることができる。
声も入っていないインストのような音楽を作り始め、どんどん作り方もコツを得てきた。
いつか音楽アルバムのジャケットを描いてみたい、という絵描きとしての夢を持っていたこともあり、何らかの形にしたいと思ったとき、CDでは面白味がないと思った。
例えば今、私がCDを買ったとしても、すぐにPCに取り込んでスマホで聞けるようにしてしまい、その後CDの存在をほぼ認知しなくなる。
もちろん、青春時代2番目に音楽を聴くために使った媒体だし(1番はMD)、昔からの思い入れのあるCDはまだ取って置いている。
だが、今はSpotifyやSoundCloud等で音楽は聴けてしまう。音質を重視するなら、スマホで聴くことが一番だろう。
そういう意味でも、今、LPレコードやカセットテープが密やかにブームが来ているのも納得できる。あえて、レトロな音を楽しみたいという通な気持ちだ。
かれこれ考えたときに、一番コンパクトでかわいくて意外性のあるもので作ると考えると、カセットテープが一番良かった。
そうこうしているうちに曲もどんどん仕上がり、A面B面の尺として聞き応えのある分作ることができた。
今回、色々調べた上で、以前グッズ製作でお世話になったCornerPrintingにお願いすることにした。
ジャケット(Jカード)、テープ面のプリントなど、絵も出来上がりついに製作。。
届いたものがこちら↓
めちゃくちゃかわいい
そう、めちゃくちゃかわいい。
ピンクとグリーンをメインカラーにしようと思っていたが、ものの見事にきれいに作っていただけた。
曲の方は、曲の性質上、一度に出る音の数が多いと音割れしやすいという発見があったため、今後の参考になった。
あと、A面で、若干最初の曲が飛んでおり、その分最後の曲が途中で途切れているというアクシデントも。
過去に購入したことのあるカセットテープでも同じ現象を確認したことがあったので、カセットテープという特性上仕方がないと割りきることにした。
とにもかくにも、無事こうして私のファーストアルバムが完成したのである。同人誌とはまた違った達成感がある。
8月18日のコミティアにも持っていく予定だし、通販も検討しているので、是非手に入れて欲しい。
ちなみに、カセットテープを聴く媒体は色々あるが、もしこれから購入してみようかなと思う人は、コンパクトなラジカセが良いと思う。イヤホンなしでも聴けるタイプであれば、手軽に再生できるし、ラジオとしても使えてカセットテープをあまり聴かなくても納得感持って購入できる。。
私はラジカセも持っているが、イヤホンでのみ聴くタイプの、neversleepさんから出ていたカセットプレーヤーを購入した。
※neversleepさんでは他にも、インディーズロックやポップスのレコードやカセットテープも販売しているため、ショップを見るのもおすすめ。
このタイプは他にもデザイナーさんがグッズとして作っていたりするようなので、少し探してみるのも良いかもしれない。
以上。みんなも是非、カセットテープをガシャッとプレーヤーにはめて、ガチッとボタンを押して聴いてみてほしい。
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