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教習所に通っている話1

運転免許をとろうと思い立ち、現在免許取得のために教習所に通っている。

思い立ってから申し込むまで半年ほどかかったのだが、申し込んでからは教習所がたのしくてたのしくて仕方がない。


思い立ったきっかけというのはあまりなく、前々から実家に帰るたびに移動手段で母親の車や友人の車に頼りきりだったことに申し訳なさを感じていたこと。特に母親は運転が苦手なのにも関わらず、帰ると積極的に出掛けるのに誘ってくれるなど暖かさがむしろ辛いという状態だったことがあって、できたら免許とりたいなーと考えていた。

そこに、今年の冬にボーナスが出たことがスイッチとなった。ボーナスが出た時は、海外旅行行きたい!と思っていたものの、実際には円安による旅行先の物価上昇などがあり断念したため、取れるときに免許とろ~と思ったのがスタートだった。


さて、教習所だが、備忘録として初日から仮免許取得までのざっくりした手順を記載しておく。

  1. 乗り降り、発進、停止、ミラー

  2. 右回り

  3. 左回り

  4. 道路交通法を意識した右回り、左回り

  5. 右折、左折

  6. 踏切

  7. 坂道徐行、坂道発進

  8. S字、クランク


2までは割と余裕だったが、左回りから徐々に感覚を身につけるまでに練習が必要になった。特に左寄りと左寄せの違い、車体感覚が初日は全く分からなかった。左寄せと寄せのまま左折をするのが怖く、その日の担当教官からかなりダメ出しをされたため一時しょげた。

ただ、時代が進んでおり便利なもので、YouTubeで検索すると左寄せや車体感覚など、一通りのイメージを身に付けられる動画がたくさん上がっていたので、それを見て復習と予習をすることで、比較的速く感覚を掴めた気がする。

さらに、近くを見すぎないことも重要だ。ダメ出しされていたところも、遠くを見るようにするだけですぐ感覚が掴めた。

これはスキーにも共通するな~と思ったことで、昔親に"スキーが上手いから車の運転も大丈夫だよ"と言われていたのをふと思い出した。


面白いなと思ったのが坂道発進で、上り坂で停車の後発進するときに後ろに下がってはならない、というものだった。確かに言われてみれば後ろに車があった場合ぶつかる危険性があるため、後ろに下がらないようにしなければならないが、割と助手席に乗っていて一瞬後ろに下がることの方が多かったイメージがあったので、学びがあった。

また、坂道発進と下りの徐行が一緒になっているため、やるべきことが一段と増える。ギアを変えてから坂道終わってギアをドライブに戻すのを忘れがちで、怖い。


通っている教習所はかなり小さく、一つ一つの後の後方確認や左右確認がすぐあるので、最初は大変だな~と思っていたが、咄嗟の判断を鍛えることもできて良いかも、と思っている。ただ、30キロ出すだけでもすぐ角についてしまうので本番に40キロ弱出せるかがすこし不安だ。


また、仮免許試験も本免許路上試験も、コースが1つでないというのもビックリした。かなり複雑な道順にもかかわらず3パターンもあって、試験当日にどのコースを走るか言い渡されるという。

"物覚え"も合否に関係してくるのかよー!という感想だった。

特にやることは変わらないのだから、コースくらい1つでも良くないだろうか。。覚える方の身にもなってほしい。。(試験管は身になったことがある人しか居ないが。)

仮免許学科はなんとか一発で受かったので、なんとか仮実技も一発で合格したい。。でも物覚えや暗記が不得意なので不安すぎる。。。


もう1つの懸念は、免許取得の試験場がかなり怖かったことだ。学科の際に行った時が散々だった。その時の試験官がかなり高圧的で、"はいこれやって。やって。え?何?"という感じで言葉も尖っていれば口調も強かった。大人になってまともな会社に勤めてからはそういう人間と接することがほぼ無くなっていたため、半日以上心臓と手足が冷たい状態が続き、結構なトラウマになってしまった。

これが実技試験や本免許の試験でも同じところに行かなければならないというのだからしんどすぎる。


とにもかくにも、運転自体は楽しいので、教習所に通うのは楽しくやれている。


免許を取れた後に車を買うとかどこか行きたいところがあるとかは現時点では無いが、折角なので何か楽しみを作りたい。

まずは実家に車で帰るのを目標にしてみようと思う。

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