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PHM小説読了→映画観了後感想を吐き出す(勿論ネタバレ有)

  • 4月4日
  • 読了時間: 4分

オモコロが好きで、ちょくちょく恐山さんや原宿さんが話題にあげていたので気にはなっていたものの、三体を1巻の1/3しか読み進められていない自分に読めるだろうか、とずっと読み渋っていた。


映画公開後に友人もこぞって観に行っていて、勇気を出して小説に手を出したのが半月満たないくらい前。

結果、小説を1週間以内に上下巻読み終えてしまい、本日、映画を観に行ってきた。


まず、とにかく読みやすい。

難しい専門用語もあるし、私の苦手な時系列が過去や今を交互に行き来する構成なのに、ここまで読みやすいのは何故なのか‥‥。

すらすらと読めたし、ずっと次の展開が待ちきれなかった。


前半も、ストラットの勢いと謎がどう進むのかワクワクが止まらなかったのに、中盤でロッキーが出てきたときには、もうニヤニヤしながら読み進めていたと思う。


映画のCMも告知も全ての情報をシャットアウトして読んだので、登場時は本当に衝撃で、グレースどうなっちゃうの~!?とハラハラしっぱなしだった。

近年はエイリアンとの接触で、裏切りや価値観の違いによってとんでもない決裂が生まれるようなストーリーが多く、そういう不安要素もあったのだけど、上巻を読み終えて、作者がオデッセイの元の作品を書いた人だと知って、そこで安心した。オデッセイはハラハラしながらもそういう嫌な裏切りが無い印象が強かったので、絶対に明るい終わりにしてくれるはず‥‥!と思えたので。

(オデッセイの元の作品"火星の人"も読みたくなった。今度買おうかな‥‥)


読み終えて、ロッキーが足りなくて、ロッキーをもっと接種したくて、そして迎えた映画鑑賞。



エンドロールを観ながら、2時間半もあるのに小説の情報量の半分くらいしかないのでは‥‥!?と感じたが、"小説の映画化"というよりも、"小説と映画によって完成された作品"という感じで受けとるとしっくりくるなあと。


小説で気になっていた最後の地球側の様子を見たい、ロッキーと博士の楽しく過ごす様子を見たい、という欲望は映画で満たされ、

逆に映画では物足りないお互いの生態系の説明とそのお互いの反応や、各シーンの詳細な状況説明は小説で満たされるので、

どちらを先に観ても(読んでも)問題ないが、両方観る(読む)べきだと思った。



印象的だったのはストラットがカラオケで歌うシーンかな~!


小説では彼女は、感情を表には出さない印象が強かったし(すべての責任を背負いきる、という覚悟がひしひしと感じられた。)、映画では割とストラットが色んな場所で権限を使って行動するシーンが省かれていたために、権限を振りかざしまくる暴君(責任を負うが故の。)のような印象が無い上で、"歌を歌う"というのが彼女の素を見ることができた気がしてよかった。(「以上。」で終わってスタスタ部屋を出ていくところは解釈一致で良かった。)

(小説ではカラオケで歌うシーンって無かったよね‥‥!?記憶違いだったら恥ずかしいが。。)


最後のグレースの映像を見るストラットのシーンもグッときた。



あとは、純粋にロッキーが動いているのが嬉しかった。外見のイメージが、思ってたよりも受け入れやすい見た目だったけど、動きは完璧に予想通りでほんとうにかわいい。


最後にグレースが引き返してロッキーを助けるシーンで、嬉しい!嬉しい!嬉しい!のセリフや、グレースが結局地球へ帰れなくなるのを悲しんで、エリドの皆でなんとかする!!と言ってくれたシーンがはしょられていたのがすごく残念だったけど、まあ仕方がないかな。 。



映画を観る直前に、"大人気なので映画の続編を考えている。"という記事を見つけてしまって、小説だけで考えると「あれで終わるのが美しいし素敵じゃないか~!」とおもってたけど、映画ではエリドに着いてすぐの激しい環境変化に対するグレースの負担がほとんど描かれていなくて、かなり元気な状態でエリドで暮らしていたので、映画としての続編を作ってくれるならすげー楽しみかも!!と思っている。


(けどやっぱり原作の良さを引き継いだまま果たして続編を作れるのか?という疑いの気持ちはあるので、特に楽しみにはせずにしておくことにする。)


(でも、ロッキーがグレースを送りに地球へ一緒に旅立つ、とかならめちゃくちゃ二次創作として見たい。)



もうちょっとロッキーのことをかわいがりたいので、ファンアートを漁ったりして過ごそうと思う。

 
 
 

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